
蓬莱山に登頂したら、いよいよ核心部
下の地図上の赤線!破線部に入ります


この部分・・CTが入ってないので、一応、予想で2時間とみておきました
そして、まさしく蓬莱山から位牌まで2時間くらいでした

(※あくまでも、ぴろりんペースですので、目安くらいに考えてください)
そして・・このルート、情報が少ないので念のためスリング&カラビナも持ってきました!

でゎ♪レポの続きにはいりましょう~

蓬莱山に祀られてた石仏に、一心不乱に無事を祈り・・・

いざ!!鋸越えに出発~ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル

どのくらい前のかわかりませんが、とっても手入れの行き届いてない
鎖&ロープが所々にあります。。。が・・支点の取れかかってる所もあるので
頼りっきりには出来ませんよ


そして、この後は一切、標識も印もないので、道を探しながら
チョイチョイ難易度の高いロープ、鎖場
風化した岩がボロボロ
フツウに山肌を巻く道でも道幅が異常に狭く、草が覆いかぶさってて
草を踏み抜く恐れもあり気が抜けない
破線部分2時間の内の半分は、呼吸も忘れるくらいの緊張感と
集中をきらす事の出来ない、危険な道でした
それ故、パパにも余裕がありません
↓↓これ以下、ぴろりんの這いつくばり写真が続きますが
写真が撮れてる所は、パパの足場がありカメラを構える為手の離せる所
デンジャラスな中でもとりわけ、余裕のある簡単な箇所だと思って下さい;;




そして・・念のために持ってきた、スリング!
裏妙義でもチムニーでしか使わなかったのですが・・・
ここでは、ぴろりん。。かなりの頻度で使いました(´-∀-`;)
・・といっても鎖には使えず、何本かまとめて補強してあるロープの間に
カラビナを差し込んだり
トラバース時、どうでも掛ける所が無い所は、先に渡ったパパに託す
パパ、自分の足場を固め真剣勝負の確保
(もちろん・・落ちてませんのでテンションかけるような事はありませんでしたよ
)

いざ、落ちた時・・しっかり支えるだけの強度があるかどうか
怪しい所ばかりでしたが、この確保があるか無いかで、ずい分気持ちが違うんです
確保してるという事実が、思い切った一歩を踏み出せるんですよ

これが無ければ、その一歩が怖くて出せない所が満載でした

もちろん↑↑ヘッポコぴろりんの感想です^^
ちなみにパパはスリングは使ってないです

目指す位牌岳まであと半分

1時間程過ぎると、道も穏やかになり、こんな景色を楽しめるように^^

それでも、時々こんな所も出てくるけど、それまでの道に比べると
全然ラクちんになる♪

↑↑この上の所。。このロープが見えなくて、道に行き詰まり
暫し、道探し;;下にトラバースの道を見つけ、ようやく下に下りる所を発見
上から見つけたトラバースがこれ^^

確か・・・長いトラバースが3本・・くらいあったかなぁ~
トラバース道は谷側に草や土が流れ落ちるくらいフカフカなので要注意


ジャンボも心配そうに覗きだしました

「ォィォィヾ(゚д゚;)おまいら大丈夫かよ;;」

そんなジャンボに振り向きもせず・・ひたすら一歩一歩・・
ちなみに・・ここもスリング使いました
見た目以上にいやらしいトラバースです;;


一体いつまで、這いつくばってればいいんだろ・・・ε-(゚д゚`;)フゥ...

ようやく、山頂直下!最後の登り。。。
斜度60度以上はあると思われる直登・・
下が柔らかい土なので、崩れまくってなかなか前に進まない;;
そして・・補助アイテムなにも無し(´-∀-`;)
鎖なんて贅沢は言わん!!
ト・・ト・・トラロープ;;キボンヌ!!

思わずジャンボもため息ついちゃってるわぃ




山頂ィェ━━v(o´∀`o)v━━ィッ

ここまでに、出逢った登山者は一人!
このお山日和の土曜日にたったひとり
山頂には別のルートから登ってきた人達が数人

広い山頂ですが、ガラ空きのお山でした・・あはは(;^ω^)
ランチを楽しみ、下山は実線の楽々コースかなぁ~と思ったら
前岳方面の標識がない;;それらしき道もない
エ━━━(;゚д゚)━━━・・どうして??
近くでランチしてた二人組の登山者に聞くも「前岳」の存在すら知らないと・・
地図を見ながら方角と照らし合わせて道を探すと
「あったあったぁ~~ィェ━━v(o´∀`o)v━━ィッ
ぴろりん見つけたぁ~~」
なんだか、とってもわかりにくい、立ち木の間にうっすら踏み跡めっけ

なんだか、こっちも、あんまり人が通ら無さそう・・・
それでも、進むに連れて、こんな展望が広がり

南アルプス♪

箱根!駒ケ岳、神山♪

ジャンボぉぉぉ~!!
(。・w・。) ププッなんか・・久しぶりにこのフレーズ♪

標識はないけど、踏み跡もあり、所々木にテープの印
方角もあってるし、前岳めざして下っていく
そして、前岳についたぁ~ε-d(-∀-` )フィ~良かった^^

登山者が一人、ここでコーヒータイムしてたので
よりいっそう、安堵(@^▽^@)人間がいたぁ~~!!
がっっ!!
前岳からの下りがこれまた・・
ヒィ──(ノ)゚Д゚(ヽ)──!!
こんな斜度・・滅多にお目にかかれね~んじゃね??
ってくらいの急斜面が延々下まで続く




木がいっぱいあるので、掴まりながら下りられるんですが・・
チョイとつまづいたら、もう一気に下までダルマの様に転がり続けること間違いなし!
なので、写真も撮れません!
自分の意思で止まれない急坂を
「もう~~勘弁してくれ~~許してくれ~~休ませてくれ~~」
・・・と唱えながら下りてきて、やっと止まれた!!

往きで通った道との分岐に合流して無事に帰還しました


あの看板の通り、古いお山。。そしてとても寂しいお山
危険度も高く、ぴろりん的今年デンジャラス度NO1だったと思います
時期的には今が草が枯れてて調度良かったかもしれません
他のブログで春や夏の状況を見ると、草が生い茂り
より一層、道が覆い隠され、危険度アップ。。道ももっと判別しずらいかと
思います。。ちなみに、冬は問題外に難しいかと思います

まぁ・・・これで、パパの春からの念願も叶えたワケだし
気がすんだ様です^^
「今年はもうガッツリは打ち止めだね~、後はお気楽登山でもして
静かな年末を過ごそう~♪」
・・・とご機嫌さんでした(@^▽^@)平和♪平和

