ぴろりんの山歩き

山登りの記録をメインに 旅行やキャンプ、 チョイと日常生活の話など レポしていく所存でございます♪

大楠山

大楠山(三浦)'10.04.01(木)曇り ぴろりん隊長+みゆき

        『大楠山』241.3M          知る人ぞ知る三浦最高峰である。

山頂手前の菜の花畑
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秘密の滝?
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大楠山は、ぴろりん家のすぐ近くなので、これまでにも何度かハイキングがてら登っていた。
今回は友達のみゆきと二人での山行である。

大楠山はいくつかのハイキングコースがある。
本日は前田橋から沢伝いに登って行くコースで何度も沢を渡りながら進むのだが
そこはもちろんハイキングコース♪しっかり整備されていて
きちんと歩幅に合った石がそれらしく並べられて足を濡らすようなことはない
木道も整備されてて自然を楽しみながらも安全極まりないコースである。

途中から沢を上がり山頂に向う
粘土質の土で多少滑る所もあるが、里山ならではののどかな山道である
山頂まで1時間程。天気が良ければ富士山も拝める、なかなかの展望だ。
本日は風が強いので山頂下の菜の花畑の陰でおにぎりを食べ下山!

今回のメインイベントの始まり~v(=∩_∩=) ブイブイ!!

このお散歩コースの様な山行をブログに書いたのも
ぴろりん&みゆきの大冒険があったからこそなのだo(〃^▽^〃)o


以前、山先輩のハルさんからハイキングコースではないルートを教えてもらっていた。
もちろん地図にもなければ案内の看板もない
知識としてはハルさんから口頭で聞いた大雑把な説明の記憶のみw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))wワオッ!!
それだけで、ぴろりんとみゆきの二人で冒険しちゃおうというのだから
吉本新喜劇なみの笑いがとれるに違いない!!(いや目的違うし・・)

まあ、こんな冒険も里山だから挑戦できるのであって・・(\(`o'" こら-っ山をなめてんじゃない!)
いえいえ!これも山を知る為の勉強!!(山の神様許してください( p_q)エ-ン)

まずハルさんの指示通り菜の花畑を突っ切り少し小高くなった広場から道を探す。
( ̄ー☆キラリーン 「あれだよね?」「だよね?!」「行ってみようか?!」「うん行こう!」

道らしき所におまじないの様に木が組んであり紫のテープが結ばっている。
間違いない様でもあり、木が×印になってる様でもあるが進んでみる
道は獣道の様に細いがきちんと踏み跡になってるので間違いない・・・筈・・・

一本道なので、もしダメだったら戻ればいいし。。。と勇気をもって進む。
しっかりとした踏み跡なのだが道が細いのでヤブ漕ぎの必要な所もある。くもの巣もはってるΣ(=∇=ノノヒィッッー!!

今日はヤブ漕ぎ係りのパパがいない!(へ?いつから??)
くもの巣係りのパパがいない!!(へ??だからいつから???)
先頭はぴろりん・・・いつもパパの後ろで邪魔なものを全て排除されたお嬢様ロードを歩いてるぴろりんが・・・Σ(T□T) みゆき・・・昔ぴろりんが山嫌いだった時はいつも先頭で虫や植物からぴろりんを守ってくれてたのに;;いつからぴろりんの後ろにまわれる身分になったんだ( ̄□||||

などと思いながら進む。不安ではあるが道としては楽しい。もちろん誰とも会わない
風にあおられ奇妙な音をたてる木に怯えながら(このビビリどうにかして;;)進み続けると
「オオーw(*゜o゜*)w??」かすかに沢の音がする
「すげ~~!出た!!沢に出た!!」(≧∇≦)ъ ナイス!(≧∇≦)ъ ナイス!

ちょっとした急な下りに渡されたロープに人のぬくもりを感じながら沢へ・・
整備されたハイキングコースの沢と違い雑ではあるが石も置かれてて渡れる。ちゃんと歩ける。
このまま沢を行くのかと思いきや
また竹林の様な方へ道が入る。これは私有地っぽいような・・・
そこを抜けると開けた場所・・沢もあり傾いた木橋が渡してあり山につながってる
セオリーなら渡るんだろうがボロくて傾いてるし;;その先の山は登りになってるし・・・

「( ̄∧ ̄)フーム」「ヽ(~~~ )ノ ハテ?」
沢の先を見ると低い堤防みたいな人工的に造られた鉄垣。その横に石段と金網(-ω☆)キラリ
とりあえず、より人工的な方へ向ってしまうのが文明に慣らされた本能ですな。

ところが土がものすごく軟らかく重さでズブズブめり込んでいくヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
沈みきらない内にネトネト先へ進む。ヘンテコ踊りのような足取りで・・・

石段に行くには沢を渡らねばならないが・・・・(*'へ'*) ンー足が濡れちゃう;;
見ると鉄垣の所に流された竹が数本かたまって留っている
「鉄垣につかまりながらあの竹の上歩けないかなあ~」もはや木橋に戻る気はない(^^;
ここですっかり、この冒険にテンションマックス状態のみゆきがチャレンジ!

危険察知能力の高いぴろりんは暖かく見守る(* ̄▽ ̄*)ノ"

案の定!!一歩足を踏み入れた途端・・バキッボキッ○△%#×&#
静かな山中に派手な音を響かせあっけなく竹は折れた
みるみる みゆきの足が水の中にジョワジョワめりこむw( ▼o▼ )w オオォォ!!
滅多なことでぴろりんがみゆきに手を差し伸べる事はないが
咄嗟に手を貸してしまった!二人分の加重でぴろりんの足もズブズブめり込みだすが
ひっぱりあげ、ヘンテコ踊りの歩き方で尻尾まいて逃げる。

ボロい木橋を渡り山に入り少し登りまた沢へ・・・
行ける所まで歩くと上に上れそうな土手。
上ってみると(ノ´▽`)ノオオオオッ♪畑に出た(= ̄▽ ̄=)V やったね
やっぱりここは私有地なんだろうな・・

アスファルトの道を下りていくと
前田橋ハイキングコースのゴール地点へ出たv(=∩_∩=) ここからは知った道
沢に下り前田橋までピョンピョン石を渡りながら無事に帰りましたヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
(ズボンも靴もドロドロでしたがね・・・・)

こんなに大楠山が楽しめるなんて思わなかった(≡^∇^≡)ニャハハ

※里山だった為、写メしかなくコースタイムもとってません  あしからずm(._.*mペコッ

二ノ塔 三ノ塔(表尾根)

二ノ塔 三ノ塔(表尾根)"10.03.14(土)曇り
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07:30 菩提峠登山口
09:00 ニノ塔
09:25 三ノ塔

富士見山荘から菩提峠Ⓟまでの登りが雪で車にもアイゼン(朝はもっと雪が・・・・)
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ニノ塔までのガレ場 雪もシャーベットでチョー歩きずらい
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東側には大山
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ニノ塔山頂から三ノ塔を望む
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三ノ塔から西側の展望
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搭の岳へと続く尾根道
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三ノ塔から見る丹沢三峰
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お久しぶりです。   休みと天候が合わず一ヶ月ぶりの山行となってしまいました。 さて今回の「塔ノ岳」 2回目となるのですが、前回は政次郎尾根という・・・掟破りのルートで登ってしまったので、きちんと真っ向勝負もしなければ・・と王道の表尾根で登りました。

結論から申し上げると・・・敗退なんですがね・・・(-_-;
でゎ、そのいい訳でもたっぷり聞いてください(|||_|||)

3月になったというのに雪が降ったり、かと思うと桜が咲きそうなくらい暖かくなったり
今日も横須賀では20度近くまで気温が上昇したそうでヽ(*'0'*)ツ
いったい、お山の雪がどうなってるのか、気温がどうなのかもアヤフヤなまま
装備だけは、持ってる物を全て持ち
ぴろりん隊!!万全!!

菩提峠の駐車場を目指し道を曲がると
そこは雪国だった・・・
あとわずか4、500mなのだがしょうがない。。。。
慎重をモットーとするぴろりん隊はチェーンをした。

ガタガタしながらも無事に車を停める。
後から何台か来た車はフツウにノーマルタイヤ・・・(゜Д゜) ハア??・・・・(σo ̄)ホォホォ

気を取り直しいざ!塔の岳!!正統派ルートで(/*⌒-⌒)o レッツゴー♪

取り付きから雪は残っており始末の悪い事に
ベチャグチャのコネコネ;;;小豆かき氷( ´△`)アァ-

実はぴろりん本日お誕生日ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
プレゼントに家族が買ってくれたおNewの登山靴だったのに( p_q)エ-ン ドロドロ;;;

新しい登山靴にまだ慣れていなく重くて硬い;;
更にこの雪の重いこと!!
あまりにも歩きにくいのでアイゼンを着けたがガレ場にくると石に爪があたりこれまた歩きにくい;;
それで雪のある端っこの方を歩くとツボ!ツボ!膝まで雪にうまる(ーー;

打つ手なしじゃ~~ンモォー!! o(*≧д≦)o″))こうなったらパワーで登ったるわ!
・・・とガツガツ二の塔へ
ここからは展望いいし道も緩くなる筈・・・と本に書いてあった。
ニノ塔から見上げる三の塔は一見、遠く急斜に見えるがそうでもない・・・と本に書いてあった。

広々とした尾根は気持ちいいし(⌒^⌒)b うん確かに本に書いてある通り♪

しか~~~し!!本日ものすごい風!寒さはそれ程でもないが風が強い。
三の塔へ到着=3=3=3=3=3 もはや暴風;;
時折、竜巻のなかに入ったような・・いや入った事無いが・・・どこから吹き付けてくるのか
わからない風に巻き込まれる。

慌てて耐風姿勢をとる・・・程の事もないが・・・DVDで見て学習したのでやってみたかった・・・

暴風の中ひととおり景色を楽しみ写真を撮ったりしてると急速に体が冷えてきたので
小屋で休憩する事にした。
暖かいコーヒーを飲むとホッとする。
外ではものすごい音をたてて風がうなる。天気もあまり良くない。雪の状態最悪。
そして新しい靴は慣れてない。

撤収だな・・・・

そう!この間、安全登山を誓ったばかりだし、これだけいい訳が揃ったなら(*`▼´*)b オッケィ♪
三の塔にて撤収~~~。。。まだ10時だけど・・・

来た道を戻りだすと続々と登ってくる登山者と会う。
さすが丹沢の銀座!塔の岳♪人気あるなあ~

早い下山なので・・・
「三の塔まで?」「上はどうですか?」と聞かれまくる。
ε= (´∞` ) ハァー三の塔敗退バレバレじゃん;;

そして、とある男女の登山者二人組み。ニコニコ笑顔で立ち止まり
「お泊りでしたか~?」ザックをジロジロ・・・
(臆病者なので泊まり並みに荷物持ってますが何か???)
「いいえ・・・日帰りですが・・・」足元ジロジロ・・・
「あ~~じゃあ三の塔まで?」
「はい・・・まあ」
(ヘナチョコなもんで風に負けて敗退ですが何か???)

やたらに愛想のいい笑顔で心の傷を抉られたΣ(T▽T; ぐわわぁぁ~ん!
するとパパが・・・
「警察だよ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!リュックにワッペン貼ってあったじゃん。ファイルも持ってたじゃん」
あら・・そう?!
なんだ・・・安全確認の事情聴取だったのか!ぴろりんたら~ネガティブになっちゃって~(。・w・。 ) ププッ


3月13日  ぴろりんのバースディ登山 塔の岳、三の塔敗退
まあ・・・らしいと言えばらしいっす (≡^∇^≡)ニャハハ

初心

「パパの独り言」コーナーですが今回はぴろりんの投稿ですペコリ(o_ _)o))

ヤフブロで知った山ヤさんがお山でケガをして、安全登山の心がけをしたためていました。
そのブログを読み、ぴろりんも改めてお山への畏れと心がけを戒めなきゃと思いました。

ぴろりん隊が3ヶ月程前に体験した事です。
ぴろりん隊には余りにもショッキングな出来事だったので、山での出来事にもかかわらず今までブログには書きませんでしたが、これからも楽しく安全な山登りをするために・・・最近ちょいと山に慣れ
調子こいてる自分達に警笛を鳴らす意味もこめ、今回あえて悲しい話しをブログにしました。


昨年の10月・・・それまで山への興味も知識も経験も何もないぴろりんは
「日本人なら日本一のお山富士山に登らなきゃ!!」と至って安直な思いつきで山登りを始めました。
まず身近な箱根に・・そして3回目の山行で丹沢デビューを。
2009年11月4日、初丹沢に選んだ山は無謀にも「檜洞丸」
この件はブログにも書いてあるとおり、相当大変な山行でした(^-^;
今思うと無謀この上ないパワーのみできりぬけた危ないものでした。山の神が無事に帰してくれた事に感謝です;;

この日は平日だった事もあり登山者は少なかったと思います。
そもそも西丹沢自体、静かなお山が多いらしいです。

ぴろりんの歩みはかなり遅く休み休みで山頂に着いた時は人もまばら、ガスっていて風も強かったので
山頂にいた人達も早々に下山していきました。

ぴろりん隊が息をととのえトイレ等済ませ、食事もしないまま下山を始めるも予定してた方面の急斜面にぴろりんがビビり、ピストンで戻る事に・・・また山頂まで登り返した時にはもう誰もいなく
当然これから登って来る人の気配は無い様でした。

20分程下った所にベンチがあったのでとりあえず昼食を摂る事にし、お湯を沸かしたりお弁当を広げ
準備をしてると、一人のご婦人が登ってきました。
ご婦人はベンチに座り、一緒に休憩しながら束の間おしゃべりをしていきました。
弟さんと一緒に来てる事。前に弟さんに連れてきてもらったこの山が大好きな事。松田の駅まで弟さんが迎えに来てくれた事。弟さんのお嫁さんが作ってくれたお弁当が楽しみでしょうがない事。
その弟さんが今日はバテてしまって途中から先に来てしまった事。自分は74才で弟と16才離れてる事。
練馬から来てる事。

年の離れた弟さんがかわいくてしょうがないんだな^^そしてかわいい弟さんとのお山登りがとても嬉しそうでした。15分程そんな話しをした後
「せっかく、ここまで来たから山頂まで行ってくるわね。もし弟が来たら、お姉ちゃん心配しながら山頂まで行ったよ。。。って伝えておいてください」と伝言を残し山頂に向かいました。

それから数分後、食事をしてると弟さんらしき人が下から登ってきました。
聞いてみると間違いなく弟さんで、お姉さんの伝言を伝えました。
弟さんは檜洞丸には何回も登ってるらしいのですが、「今回は初めてリタイアだ~~」
と言ってました。山頂はあきらめてここでお姉さんを待つ事にしたらしいです。

「私のはソフトバンクで携帯がつながらない」と連絡する事もできない様なので
ぴろりんの携帯で連絡を試みましたが(ぴろりんのドコモはアンテナがフツウにたってました)
お姉さんの携帯は留守電になってしまいました。

大丈夫かな・・と思いながらも、ぴろりん隊のペースだとそろそろ下山しなければ日が暮れてしまうし、
年齢こそぴろりん隊より高齢だけど山登りはベテランの様なので、そのまま下山しました。

ぴろりん隊が駐車場に着いた時には日が傾きかけていて、(思ったより時間がかかったので・・)
「あの人達、無事会えたかな・・ご飯まだみたいだったけど、のんびり食べてたら日が暮れちゃうじゃん
もうすぐそこまで下りてきてればいいけど・・・」
と心配はしたものの、そんな時の対処も何も知らない無知だった為、帰宅しました。



その訃報を知ったのはそれから何日もたった11月19日・・・
何気なくネットで見てたニュースで、「西丹沢で遺体をひきあげ・・・」
そのニュースで年齢や家の場所、姉弟での登山・・そして行方不明になった日付・・・
正にそのご婦人でした。山頂から下山方向を間違えて滑落死してしまったのです。
衝撃的でした。

後悔は後からたくさんでてきました。
おそらく最後に言葉を交わしたぴろりん隊がもう少し山を経験していたら
ここから山頂まで後30分以上登らなきゃならない事
弟さんとはぐれたままでだいじょうぶなのかという事
自信もって言葉にすることができたんじゃないだろうか。

ご婦人がズボンの膝を見せて「こんなにボロボロになっちゃったのよ~膝つかなきゃ上がれなくて
年とったのね~」と苦笑してたのを忘れられません・・・

心では「こんなに膝つかなきゃならなかったんだ~」と擦り切れたズボンを見て思ったのに
言葉では「私も同じですよ~もうよいしょよいしょ~ってかんじで四つんばいで上がってきました!」
なんて話しを合わせてて・・・

あのズボンを見て、ご婦人の体力が限界だという事に気づけなかった事もストップをかけられない原因でした。


あの事故の後、本やネットで山の知識や遭難についてなど、出来るかぎり読むようにしてます。
それでも山に登る以上、危険はつきものでまったく安全なことはありませんが
出来る限り安全に心がけ山への畏敬は忘れてはいけないと肝に命じ
ずっと続けられればいいなと思ってます。

あの時の衝撃を忘れないように
これからも楽しい登山をぴろりん隊は行っていきますヽ(*^^*)ノ

全国の山ヤさんみ~~んな楽しい登山が出来ますようにv(=∩_∩=)
ブロ友登山隊
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